開催日：2024年4月9-11日

開催地：フランス、パリ、Le Palais des Congres de Paris

新しいアーキテクチャに向かって

第25回MPLS SD & AIネット国際会議（MPLS SD & AI Net World Congress 2024） は、Palais des Congrès de Paris にて 2024年4月9-11日に開催されます 

過去25年間、この会議は ソフトウェア化・分散化・クラウド化のプロセスについて注目・解説してきました。
2024年度は、ネットワーク性能を議題に取り上げ、特に統合性能計測に焦点を当てています。 IPv6 only Network に対しても、討論会やサービスプロバイダーの豊富な体験レポートを通じて、大きな注目が集まります。

その他の主要セッションでは人工知能 (AI)/機械学習 (ML) の課題や導入状況を取り上げ、デジタルツインや5G革命、ネットワークプログラミング、IP/オプティカル統合を対象とした専用セッションなども開催します。

The Global IP Assembly：インターネットプロトコルの未来に向けて

今年度の会議のプレイベントとして、“The Global IP Assembly” には業界屈指のエキスパートが参加し、今後の知的所有権（IP）の展望について議論します：

• IPの強化
• IPより上位のプロトコルの進化
• インテントベース・ネットワーキング
• 自動化・プログラマビリティ
• トポロジー認証：パス検証、信頼済みネットワーキング
• IPと光の融合
• TelcoからTech-coへ

EANTCのマルチベンダーMPLS SD 相互運用性テスト（2024年）

EANTCでは、マルチベンダー相互運用性テストを2024年2月に実施し、その成果を今回の会議で発表する予定です。

2024年度のテストでは、モバイルネットワークのフロントホールやバックホール、エンドツーエンド・トランスポートネットワークのスライシング、トラフィックエンジニアリング、パケットネットワークの同期化などで実装される5Gトランスポートネットワークを対象としています

WANやデータセンター、メトロエッジ、マイクロ波ソリューションといった複数のトランスポートドメインも統合されます。EANTCでは、IP/オプティカル統合やSRv6 Flex-Algoを含む、ネットワーク安定化ソリューションと実装効率の検証に焦点を当てます。


参加企業

参加者：サービスプロバイダー (SP)・顧客企業の技術的指向と傾向

2023年度のMPLS SD & AIには、世界53ヶ国・215社から1,000名以上が参加しました。今年の会議についても、高い関心が寄せられており、ネットワーク業界の方向性を包括的に把握し、ルーティング分野の優れた専門家と出会える貴重なイベントであることが確実となりました。

下記の図表から、この会議の二つの傾向を見ると、まず参加者の大半（57%）はSP（サービスプロバイダー）や顧客企業からの参加だということが分かります。第二に、参加者の多くが高い技術的指向を備えています。（25%の参加者は販売部門）

このことから、MPLS SD & AI Net WorldはIPルーティング業界の今後の発展に携わる人々にとっての、世界規模の集結場所となっていることが分かります。今後の展開を知るために、ぜひこのイベントにご参加ください。